Level 3 blues

ここから先は聞き苦しい愚痴や、他の生徒さんに対して失礼な表現が含まれています。不快感を感じる人がいたら、もうしわけありません。現在はNOVAのレッスンを楽しく受けていますので、その当時感じた感情はだいぶ和らいでいます。いろいろな話を聞くと、ブランチによってかなり雰囲気は違いますので、NOVAはそんなじゃないと思う方も多いと思いますが、これはあるブランチのある状況について感じたことです。

 私のブランチは、できてから10年くらい、このあたりでは中堅クラスのスクールで、新人教育をする場でもあります。従って教師の入れ替わりは激しく、年に数回どっと新人の講師が入ってきてここで訓練を受けてしばらくレッスンをやって慣れた頃に、近くのサテライト校へうつります。このスクールの講師は25人くらいと前に聞いたことがあるのですが、もとは、ほとんどの講師が異動するまではこのスクールで週5日とも教えていて、誰がどの曜日にオフかも知っていたのですが、ここ2年ほどの間に周辺に10校近く次々とサテライト校ができたため、ほとんどの講師が、近くのサテライト校に週に2−3日行って、うちに学校に週に2日くらい来るというパターンになってしまいました。今はどの講師がうちのスクールがホームスクールなのか、常連の私の目から見てもわからないときがあります。

 私より2年くらい前にレベル3になった人とご一緒したことがあるのですが、その頃うちの学校にはレベル3は3人しかいなくて、いつもラッキーマンツーマンだったとか。私がレベル3になったころが、レベル3大衆化へのはしりだったのでしょうか。毎年何十人とレベルアップして、レベル3にいた2年3ヶ月の間にご一緒したレッスンメイトは50人以上になると思います。その中には失礼ながら、ちょっと・・・な方もいて、一緒にレッスンを受けるのが苦痛な方も出てくるようになりました。

 また講師も新人ばかりのせいか、テキストしかできない講師が多く、レベル3に長くいると同じところを何度もやることになります。それも何度目であっても型どおり挿絵を見て質問して、テキストを読んで聞き取りさせたり、単語の意味を一つ一つ聞くだけだったり。テキストは何度もやっているからもっと違うことを教えてくれと何度も頼みました。スタッフにも。しかし結局テキストを読むしかできない講師も多いし、毎回いろいろな講師にあたるし、スタッフには「レベルアップしたばかりの生徒さんもいらっしゃいますから・・・マンツーマンレッスンをとっていただければ、内容についてリクエストもできますけど。」で終わり、まったく改善の余地はなく、せいぜいラッキーマンツーマンの時、一生懸命テキストを開かせないように努力するだけでした。もっともテキストをやりたがる生徒さんも確かに多いから、テキストを使わずに何か一つのテーマで話し合いをしたいと強行に主張して、他の生徒と気まずい雰囲気になったこともあります。結局レベル3のほとんどの章が5回以上、中には10回近くやったものもあります。

 英語学習への意欲を維持するためには、何かNOVAの他に目標を持たなくてはと思い、英検一級に挑戦しだしたのもこのころからです。結局挑戦し始めてから一年後に合格することができましたが、その間語彙は飛躍的に伸び、話せる内容も比べものにならないくらい広がりましたが、ますます一部のレッスンメイトとの差が開くばかりで、新聞記事のレッスンをやれば、私は一度読んで内容はわかったのに、講師が延々と他の生徒のために語句を説明しているのを待ってなくてはならない、ディスカッションをやれば、私の喋っていることを他の生徒が理解してないのでだんだん咬み合わなくなっていく、というレッスンが何度もありました。もちろん中にはすばらしい語彙や流暢さを持っている方もいらっしゃるのですが。

 スタッフに、レベルアップの見込みについて聞いてみても、何しろ入れ替わりが激しくて、以前とはすっかり別のメンバーなので「うちの学校はレベル2やレベル1もいますから、レベルが高いですよ。レベルアップに対して講師が要求するものも高くなりますから。(あとで他のスタッフに確認しましたが、レベル1はいないそうです)」「レベル2に近いという自覚がご自分ではあるわけですか?」などというすっとぼけた返事しか帰ってこないので、コメントを聞くのは一時期拒否していました。おまけに講師のコメントは、優秀だとか、何も問題がないとか、一年近く前から絶賛している講師もいますよとかで、改善する余地が全くないというのは、救われないではないですか。

 そして限りなくレベル2に近いとか言われてから、更にそれまでの2倍以上の433レッスンを受け1年と4ヶ月がたったとき、ちょうどポイントが切れるところだったあるレッスンメイトが、レベル2になったことを知りました。大変失礼ながら、その方がレベル2なら自分もレベル2のはずだと思って、ちょうどその日なぜか「講師からアドヴァイスが出てますから」と言われてフロントに呼ばれていたので、レベルアップの見込みを聞きに行こうと思いました。そのアドヴァイスというのは何と「VOICEに出てみてはどうか」というものだそうです。VOICEに出てみてはどうかってーーーーー!!!VOICEチケットを毎年5%引きで100枚買っている私に????今までに200回近く、今年になってからも30回以上はVOICEに行ってるのに。最近とみに新しい講師が増えて、3人しかいないレッスンで名前を取り違えて呼ぶ人もいるので、そのたびに訂正しているのですが(間違えて私の名前を呼ばれている生徒は、そのまま答えずに、まず自分で名前を訂正して欲しい--;)、いったい誰と勘違いをしているのだろうか。ともあれこれでは講師の評価など信じられないです。たぶん入社したばかりが異動したばかりの新顔のスタッフまで「どうですか、VOICEって、今まで出てみたことないですか。」とのほほんとした感じでいうのを聞いて頭の中が怒りで真っ白になって、一瞬何といってやろうかと考えたのですが、怒りの余りかえって喋れなくなって「何十回、何百回と出てます。」と言うのがやっとでした。
 言うことがなくなったスタッフは「そうですか・・・・。何か質問はないですか」という間の抜けたことをいうので「私はいつレベルアップするのでしょうか。もう一年以上前にレベル2に限りなく近いと言う話を聞きましたが、レベル3のレッスンを今日で598回も受けてるんですが。」というと「さあ、こちらはそのような情報は持っていないんですが、何なら自己申告でもレベルアップテストは受けられますよ。やってみますか。」と言われて「あれっ・・・」と拍子抜けした感じでした。

 その場で予約はすべてキャンセル、ただし翌日一コマ入れておいた予約はキャンセルできないので、それを受けた後、筆記試験を受けることになりました。筆記試験は、A4版の裏表に3つのエッセイ(3つのトピックから一つ選んで意見をまとめるもの、私は公共の場での喫煙について書きました)、あと最近読んだ本か映画の概要とその感想を書いて人に薦めること、会社に商品の苦情を述べること(通販のセーターが色が違ったんだったか何か)、英検一級二次の原稿を書いたことがあれば難しくないとは思うのですが、45分という制限付きはなかなか厳しくて、読み直している最中に、スタッフが迎えに来てしまいました。まああとで解説してもらったけど、読み直しができなかった割には悪くはなかったかな。

 オーラルテストは、試験官のスケジュールの関係から更に9日後、内容は30分くらいさまざまな話題で話をしてすごしたといったところでしょうか。筆記試験のテーマの一つに、本か映画の内容を紹介して薦めるというのがあって、ここで私はとっさに一番書きやすい自分自身の最新の著作を推薦したので(^^;)自然観察や自然保護の話など、自分の一番得意な方へ話を持っていくことができたので、楽しくリラックスして喋ることができました。その後私が教員だと言うことで、週休2日制や、そのために夏休みを短くしたり土曜日に補習をやったりする学校もあるのに意味があるのかというような話、そして何か話したいことはないかと聞かれたので、試験官が湖水地方の出身のイギリス人なのでナショナルトラストの話を振りました。最後に筆記試験の添削をしてくれて終了。

 その後数分間待っているとスタッフが来て、「いろいろと直すべき点などは講師の方に伝えて、今後レッスンの中でやっていってもらうことになりましたので、レベル2の予約をもう取れますよ。」ということで、合格でした。ただし、この日オーラルテストを受けている最中にすさまじい雨と雷で、NOVAのコンピューターが故障したので、実際はこのとき予約を取ることができなくて、あとから「コンピューターが復活しましたけど予約とりますか」と自宅に電話がかかってきました。

Level 2

 ごく最近まで、かなり大きいうちのブランチに、レベル2はずっと一人しかいなかったのですが、数週間前にあいついでレベルアップしたのと(ちなみに私を含めて3人ともポイントが残り少ないところでのレベルアップですね。まあどうでもいいけど)、レベル判定でレベル2になって方がやはり数週間前に入学していて、私を含めて計5人、レベル2にいます。(その後更にレベル2が増えたようです)以前からの生徒さんも一人。皆さんとレッスンをご一緒して感じたのは、実は一部のレベル3(ほんの2−3人ですが)の方が英語ができるかも、という拍子抜けした気分でした。ともあれ今は望んだ通りのレッスンが受けられて、楽しくすごしています。ゾーン制のため最近はレベル3の方と一緒のレッスンも多くなりましたが、不思議と以前のような不満を感じません。

 2002年10月から某通訳養成学校の一般向けコースにも行き始めました。こちらはちゃんと資格をもった講師が授業をきちんと進めてくれます。レッスンの質が違うのはわかるけど、このレッスンだけで喋る力を向上させるのはちょっと無理があります。他の生徒さんは海外に暮らしたことがある方や、仕事で英語を使っている方ばかりです。改めてNOVAの価値を感じました。他のスクールもいろいろ検討したけど、会話学校に休日に電車に乗ってまで行く気はしないし、大手の学校は似たようなものだと思うし、たとえ将来ゾーン制に飽き足りなくてプライベートに切り替えたとしても、電車賃を考えに入れるとNOVAはそんなに高くないと思うので、ポイントを更新しました。

 2003年途中からゾーン制が本格化して、もやはレベル2だけのグループレッスンはほとんど不可能という状態になったので、現在はマンツーマンだけをとっています。