レベルを気にするのは愚かだろうか






NOVA関係の掲示板等をのぞいていると、なかなかレベルアップしないと悩んでいる人に、「レベルを気にしすぎですね。」とアドヴァイスしている人をよく見かける。そのたびに不思議に思う。大部分の人は英語力を向上させたいと思ってNOVAに来ているはずで、レベルアップしたいという気持ちは自然なはずなのに、悪いことだろうか。

もちろん英語力がアップしないのに、講師の関心を惹いてレベルだけアップしようと言うのなら本末転倒である。またNOVAのレベルは、なにやら公式な資格だとかいって宣伝はしている物の、NOVA以外では通用しないしろものである。

そうではなくて同じレベルに長らくいると、テキストの同じ所を何周もすることになる。またそれなりに進歩しているのなら、新たにレベルアップしてきた人との差がだんだん大きくなり、自分がわかっているのに講師が他の人へ説明するに時間をとられることが苦痛に感じると思う。そして、特に語彙の差が大きくなると生徒同士のロールプレイなどで自分の言っていることが相手に通じなくて会話にならなくなってくる。

自分の英語力を高めるために、ふさわしいレベルで受けたいと思うことは当然だと思うのだが。

特にレベル3は長らくいる人が多いと思うので、この矛盾の局地である。今までにレベル2の5人の生徒さんと出会ったけれど、NOVA講師やスタッフはいろいろいってるけど、どなたも一長一短、レベル3の一部の人たちとかわりはない。それよりもレベル3に幅がありすぎて、英語力がまだまだなのに、途中で意欲を失う人が多い方が問題ではないだろうか。

個人的な意見として、レベル1なんて全国に一人しかいないレベルは非実用的で無用だと思う。もう少しレベル2とレベル1を、少し大きな学校なら数人はいるレベルにして、レッスンを充実させて欲しいものだ。で、チャレンジレッスンは悪くはないと思うけど、1〜3が同じゾーンというのはやめてもらいたい。チャレンジは一つ上のクラスだけでいいのではないだろうか。

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