大中裕子先生ワークショップ

ある程度のスピードで話せるようになって、語彙、特に受動語彙もかなり増えて、まわりの人からみたら英語がすらすらよめてペラペラで何も不自由ないんだからと、思われるようになった。何か英語に関することがあると、事前の承諾もなく当たり前のように○○日までにこれをお願いします、海外と関わることを始めたくせに途中から自分は仕事が忙しいから交替してと押しつけたあげく、約束の日になったら、自分は他の仕事ができて忙しいからそのままやってくださいなどというあまりにも人を馬鹿にした仕打ちをうけるようになって、最後には長年一緒にやってきた仲間と、今後は英語に関わることは一切手伝わないし、可能な限り距離をおくことにした。

ほんとうのところ、読むことから入って、今でも資料を読むのが圧倒的に多い英語への接し方をしているので、特に発音にはコンプレックスがある。何度言っても発音が悪くて聞き返されるのはけっこうあるし、時には電話口であからさまに舌打ちをされて交替されることさえある。間違えて覚えている単語もたくさんある。そもそも英語の発音に重点を置いて強制されたことはほとんどない。

ここ何年か、発音を矯正したいなと思いつつ、ついしゃべり始めると喋る内容に気をとられてしまっている状態を打開しようととってみた。

Pronunciation 1:アメリカ英語の発音に含まれる、主要な母音と子音を3時間ですべて網羅

 知識としては母音が山ほどあるのは知っているけど、改めて全然聞き分けても発音仕分けてもいないのを実感。舌の位置とか、口を横に開けない音、しゃべり始める前に口を閉じないなどなど、いろいろあってそれぞれの音声では納得。

Pronunciation 2:母音と子音を組み合わせ、正しい音程とリズムで話す方法を学ぶ

 さらに苦手なのが正しい音程とリズム。われながら英語のリズムになっていないのをよく感じる。ワークショップの短い熟語だけでも単語の発音を必死でするとつながりがだめ、ちゃんとした音程で喋ろうとするとそれ以前に母音や子音の発音がだめ、の連続だった。

課題はある程度わかったけれど、日々の英会話レッスンで生かすには、話すスピードを思い切り落とす必要がある。すぐに話す内容に気をとられて忘れてしまう私にはなかなか難しいけれど、少しでもましな英語を喋りたい。いずれにせよ全部頭に入れきれないので、一年後くらいに復習の意味でまた発音コースを受けてみたい。1講座$211.58

本当はリスニングも対面の会話では、まあ人にも寄るけど全く不自由を感じないことも多いし、NOVAでも一番高い評価を受けてきたのは常にリスニングだったけど、たとえば口頭発表で発表自体はほとんど聞き取れたと思っていたのに、質疑応答になった途端に突然まったくわからなくなる、ラジオやテレビはまったくわからないことがある、歌に至っては何の歌なのかもわからないことがあるなどなど、ある程度から先は全く進歩していないのを感じるので、Listeningのワークショップも次回は、受けてみたい。Pronunciation Iの後で受講すると効果的とのことだし